本読んで映像観てたら長風呂してた

苦にならない程度に読んだり観たものたちをメモしたい

オセロー

シェイクスピア

 

好き度 60

感銘度90

 

物語としての好き度は低かったものの、シェイクスピアすげぇ〜!となったので感銘度を追加

 

他人の囁きによって愛も何も信じられなくなるほど嫉妬の力に恐れを抱いた。納得行くような道筋でこの怖さを伝えられるシェイクスピアすごい…

 

一番出来のいい悲劇と言われて読んで本当に悲劇だったけどここまでの嫉妬で全員殺すマインドはさすがに共感はできず。相手への愛で殺すというよりも裏切りが許せず殺すの方を感じてしまったからかもしれない。

 

いつか舞台で見たい。

芙蓉千里

須賀しのぶ

 

好き度85

 

硬派なのに胸が踊る恋愛を追体験させられてときめきが止まらない。歴史の授業で文として読んだもののリアルさを感じられるほどの没入感に感服

 

フミがかわいい…かっこいい女の人の話が読みたいと思って読み始めて、実際かっこよいけれど、その中の可愛さが溢れ出していた。

うちに秘めた強さに内包されたかわいさがほしい。続刊も読もう。

 

自分が女であるという事実を振り返るときに読みたい。

ユートピアだより

ウィリアム・モリス

 

好き度 70

 

学校で習うような上辺だけの社会主義しか知らなかったので、社会主義派な人間の思想と目標の一つを物語として楽しめた。

 

労働の喜びとものづくりの芸術に関してはウィリアムモリス自信が芸術家だからの信仰な気がした。

 

ところどころ難しくて読むのに時間がかかってしまったな。表紙の美しさだけで買うか悩んでる。

GOSICK RED

桜庭一樹

 

好き度85 (星制度偉そうだからやめる)

 

中学時代夢中になってたGOSICK シリーズ。続きが出ていたのは知ってたけどその頃には読めなくなっていたので読めて幸せ。

 

現実味のある世界観、新大陸に移ったもののファンタジー色は更に強くなった感じ。綺麗に伏線と要素をちりばめて最後にまとめてるのですごくスッキリ読めた。

エピローグでニヤニヤしたのは言うまでもない。

ノートル=ダム・ド・パリ

ヴィクトル・ユゴー

 

好き度98

 

生の上で救われない人間。それぞれの愛は真っ当で深いのに、深いから、苦しみを生み出してしまうのかな。

 

クロパンがディズニー版よりさらにカリスマで溢れててかっこよかった。フェビュス以外みんな好きになるしかないのに殆ど不幸なのが人生…

 

ディズニーのアニメーターは何でこれを原作にしたアニメーションを作ろうと思ったんだよ。

くまのプーさん

A.A.ミルン著

 

好き度80

 

かわいい。ディズニーのくまのプーさん完全保存版は死ぬ程観てたが原作はプー横丁しか読んだことなかった上その内容も曖昧のためプーさんシリーズを読みたかった。

思った以上にディズニーのプーさんがセリフまで原作のまま(つぎはぎはしているが)だったことに感動した。

ストーリー・セラー

有川浩

好き度65

 

月と6ペンスに続いて創作に生きる人間たちのはなし。Side Bで起こそうとされる逆夢とそれによって翻弄される読者になれる構図に入り込めた。創作の力を感じ続ける1週間でした。