須賀しのぶ 著
好き度 100
くるしい…くるしい。情熱も愛情もしがらみも、全て絡まり合いすぎて誰に感情移入すればいいかわからず、幸せなはずだけど幸せになりきれない気持ちが残った。
選んでも後悔するし、選ばなくても後悔する。
その連続で生きているな…
寝るの遅くなるから最後100ページ明日読むつもりだったのに読み止められずこんな時間。
感じたものが大きすぎて興奮が冷め止みそうにない。
そういえばハルビンは祖母が戦時中にすごしていた場所だった。そんな土地の空気感を文章を通じて感じられるのはありがたいことだと思う。
フミが感じた風の冷たさも肌のぬくもりも体に残っている。不思議な感覚。